冷え性はその場しのぎでは治りません

  • 手足が冷たい、なかなか温まらない
  • お風呂からでるとすぐに冷える
  • 仕事中ずっと冷えている
  • 足が冷たくて眠れない
  • しもやけになる
  • 下痢、便秘を繰り返す
  • 吹き出物が多い
  • 汗が出にくい
  • 痩せにくくなった

女性の7割が冷え性を自覚しているというまさに現代病の一つです!

冷え性の原因

○基礎代謝低下

○筋肉不足

○自律神経の乱れ

○食生活の乱れ

○喫煙

○運動不足

冷え性の原因は一つではなく様々因子が重なった結果です。

冷え性の根本改善

カイロなどで温める、マッサージをするなど冷やさないことも大切ですが、根本解決にはなりません。
冷え性の改善は総合的な体質改善が必要です

運動
1日30~40分のウォーキングや軽いジョギングの有酸素運動で血行促進、ストレス軽減。
筋力トレーニングで筋肉量を増やし基礎代謝を上げる。特にスクワットなど下半身のトレーニングが有効です。


精製された砂糖を極力控える

甘い飲み物やお菓子などで多く使われる白砂糖は血管にダメージを与え冷え性の原因になります。
また糖質の摂りすぎは腸内環境を悪化させ身体を冷やします。


鉄分

鉄不足は身体を冷やします。
食事だけで補うのは大変なのでキレート鉄のサプリメントで代用しましょう。
1日成人男性は7.5mg、月経ありの成人女性は10.5mgが目安です。


たんぱく質

たんぱく質は熱をつくる材料です。
しかしほとんど方はたんぱく質不足。
1日体重の1/1000 体重60キロであれば60グラムのたんぱく質が必要です。
こちらも食事だけでは難しい場合はプロテインに頼りましょう。


ビタミンB群

ビタミンB群は、糖質を燃やしてエネルギーを作ります。
特にビタミンB12は「造血のビタミン」とも呼ばれ、赤血球を増やし血流改善を促します。
レバー、あさり、ほしのり、たらこ、まぐろ、しじみ、すじこなど。


ヘスペリジン

ヘスペリジンは静脈改善薬として利用されている柑橘類の食べ物の白い皮の部分に多く含まれるポリフェノールで、血流の改善作用があります。
みかん、レモンやサプリメントでも可。


オメガ3脂肪酸

冷え性の原因のひとつに毛細血管より赤血球が大きいことがあげられます。オメガ3をとると赤血球の柔軟性が上がり毛細血管にもスムーズに血流が流れます。
サバ、イワシなどの青魚、エゴマ油、アマニ油やナッツ類など。
エゴマ油アマニ油は熱に弱いので調理法に注意。


サウナやホットヨガ

自律神経調節、ストレス軽減、内臓温度があがり
免疫力アップ、血流も改善されます。


水分

水分不足は血流を悪くさせ、代謝が滞ります。
1日体重×30mlを目指します。
もちろん冷たいものより白湯や常温のものにしましょう。


半身浴はしない
半身浴は心臓に負担がかからないというメリットはありますが、しっかり身体を温めるには全身浴が良いです。
38~40℃くらいの温度で15分~20分かけて肩まで浸かりましょう。
42℃以上の熱すぎる温度だと身体は冷やそうと働いてしまうので注意。

冷え性の改善はこれだけしてれば良いというものはありません。
冷え性改善=体質改善=健康です。
簡単ではないですが習慣をひとつひとつ見直していきましょう。

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