地中海食とは特定の国の料理ではなくイタリア、ギリシャ、スペインなどの地中海沿岸に共通している食文化のこと。
地中海に浮かぶイタリアのサルデーニャ島は100歳以上の老人がもっとも多い超長寿エリアです。日本のような寝たきり大国とは違い、ただ長寿なだけではなく島には寝たきりの老人は0。みな死ぬまで活発に労働を続けながら、家族や友人たちの絆を大切にし、食事や音楽、趣味を楽しみながら人生を謳歌しています。
○心血管疾患、がん、糖尿病、パーキンソン病、アルツハイマー病リスク低下 ○ダイエット効果 ○コレステロール値改善 ○睡眠の質の向上 ○腸内環境の改善 ○精神疾患予防
野菜・海藻・きのこ類 和食と比べて2倍にのぼる量の野菜を食べると言われています。目安は毎日、両手いっぱいに乗る量よりも多め。トマトを良く食べるイタリア人はがんの発生リスクが低い。
オリーブオイル 地中海食で欠かせないのがオリーブオイル。オリーブオイルをたくさん摂取している地中海地域の人々は、心血管病による死亡率が世界でもっとも低いことが分かっています。 パスタやサラダなど様々な料理にオリーブオイルをかけて食べましょう。
魚介類、ナッツ類 たんぱく質の摂取において牛、豚、とり肉よりも低脂肪な魚介類や栄養満点のナッツ類を好んで食べます。魚介類やナッツ類には脳神経を活発にし、血液サラサラにしてくれるオメガ3脂肪酸を多く含んでいます。
パスタ、全粒粉のパン、玄米 地中海食での炭水化物は白米、食パンではなく血糖値の上がり方が緩やかな低GI食であるパスタ、全粒粉のパン、玄米を食べます。 目安は一食分、片手に乗るくらい。
ワイン 特に赤ワインはアントシアニンやタンニン、カテキンなどのたくさんのポリフェノールが含まれ、強力な抗酸化作用、アンチエイジング効果、動脈硬化、うつ症状のリスク低下、脳機能の改善。 目安は1日ワイングラス2杯程度。
フルーツ 特にブルーベリーやイチゴなどのベリー系か みかんやグレープフルーツのシトラス系はビタミン、ポリフェノールが豊富です。 目安は毎日、片手に乗る程度。