歩き始め 小走り 体重をかける 階段の登り降り 寝返り 靴下をはく イスから立つ あぐらをかく 産後
当てはまる人は股関節に問題があるかもしれません。 股関節の症状は男性より女性の比率が高く、 とくに40代~50代の女性に多く、5人に1人は股関節痛に悩んでいます。
股関節は、大腿骨(だいたいこつ)というふとももの骨と骨盤が連結してできています。
骨盤には寛骨臼(かんこつきゅう)というくぼみがあり、そこに大腿骨のあたまがはまり込むように連結しています。
関節には軟骨(なんこつ)という弾力性のある骨があり、衝撃をやわらげ、関節をスムーズに動かすことができます。
問題はこの軟骨が老化や肥満、運動のしすぎ、または病理的なものなどですり減ることにより股関節に炎症が起こり痛みを引き起こしています。
変形性股関節症 この疾患がもっとも多く主に老化や肥満などにより軟骨がすこしづつすり減ることにより、 炎症が起こりすこしづつ進行していく。 関節症が進行するとなにもしていなくても痛むようになり、睡眠を妨げたりもします。 また生まれつき股関節のはまり込みに異常がある場合も加齢によって発症しやすい。
リウマチ性股関節症 関節リウマチとは股関節に限らず様々な関節におこる自己免疫疾患(じこめんえきしっかん)です。自己免疫疾患とは、正常な細胞を異物とみなし攻撃し、破壊してしまう病気です。 関節リウマチの場合は原因ははっきりしておらず、やはり男性より女性のほうが1:3の割合で多く起こります。 投薬治療や運動療法が必要になります。
大腿骨頭壊死(だいたいこっとうえし) 外傷やステロイド剤の長年の投与、アルコール多飲などの影響により大腿骨頭の血行が悪く栄養が いかなくなった結果、大腿骨頭が壊死してしまう病気。 原因不明のものは特発性大腿骨頭壊死といいます。 運動療法などで改善することもありますが手術が必要になることが多いです。
整体は特に変形性股関節症にはとても効果的です。 すり減ってしまった軟骨は元には戻りませんが、骨盤の歪みや筋肉のバランス、全身の歪みをとることにより股関節の負担を減らし、手術なしの改善をしていきます。 さらに当院では体重のコントロール法や負担のない運動法もコーチングしています。