起立性調整障害の改善について

起立性調整障害(きりつせいちょうせいしょうがい)とは

起立性調整障害(きりつせいちょうせいしょうがい)とは、自律神経の働きがうまく調節できなくなり、朝起きられなくなったり、立ち上がったときに体調が悪くなる病気です。

主に思春期の子ども、中高生に多く見られますが、大人でも起こることもあります。

特に中学生(12〜15歳ぐらい)が多く、男性よりも女性に多い傾向があります。

 

起立性調整障害の主な症状

○朝なかなか起きられない
○立ち上がるとふらつく 
○めまい  
○気分が悪い

○頭痛   
○動悸   
○息苦しさ  
○吐き気

○顔色が悪い  
○食欲不振  
○倦怠感  
○胃腸の不調

○感覚過敏(光、音、触覚、味覚など) 
〇体が冷える  
〇アトピー体質

朝起きられないだけでなく、必ず自律神経の乱れに伴う様々な症状が併発いします。とても辛い症状です。

その結果、学校へ行けない方も多くいます。

しかし午前中は不調だが、午後になると元気になることが多いので、理解されにくく「怠けている」と誤解されることもありますが、決して「怠けている」のではなく身体の調節機能の問題です。

 

起立性調整障害の原因とは?

一般的に起立性調整障害の原因は

○成長期の不安定さを伴い、体の血圧や心拍数を調整する 自律神経(交感神経・副交感神経) のバランスが崩れること

○思春期の急成長期・ホルモン変化・身体的ストレスが重なる

○進学、新生活での精神的ストレス、生活リズムの乱れ

○睡眠や覚醒に関わるホルモン(メラトニン、オレキシン)の乱れ

などと言われています。

しかしこの原因は果たして本当でしょうか?


私(1982年生まれ)が子供の頃はそもそも不登校も少ない(学年に1人いる程度)、起立性調整障害(1980年代には起立性調整障害という名称は使われている)も聞いたことがありません。

文部科学省の統計では
1990年代の不登校児童生徒数(全国) 約 7〜8万人前後

2023年度の不登校児童生徒数は約 46万人(過去最多)
 (小中学生全体の 約5% が不登校)
  過去30年で 約6倍 に増加

不登校の子どもの4割が起立性調整障害の診断を受けているというデータがあります。

この差はいったいなんなのでしょうか?

子供の成長過程は今も昔も変わりはありません。
しかし今と昔でこれだけ不登校や起立性調整障害が増えていることを考えると上述した一般的な起立性調整障害の原因は納得いくものとは言い難いと私は考えています。

本当の起立性調整障害の原因とは

当院では起立性調整障害の原因は次のように考えています。

○電磁波の影響

○体の歪み

○新型栄養不足

○腸

○炎症

○マインドの癖

ひとつひとつ解説いたします。

電磁波の影響

私の世代は幼少期はWi-Fi、Bluetooth、パコソン、スマホ、3G4G5Gなどはありませんでした。

しかし今の世代のお子様は赤ちゃんのころからWi-Fi、Bluetooth、パコソン、スマホ、3G4G5Gなどが当たり前に存在しています。

なぜ電磁波は有害なのか?

人は電気(生体電流)で動いています。心電図、脳波からも分かるとおり、人は筋肉も内臓も脳もDNAもすべて電気(生体電流)で動いています。

そう考えれば電磁波の影響を受けないわけがないのですが、電磁波のダメージはほとんど感じることができません。そのため危険性を感じていない人が多くいます。


現在の子供たちに起立性調整障害が増えているのは、赤ちゃんの頃から脳が未発達な成長過程で電磁波や電磁波ノイズが受けていることは大きな要因であることは間違いありません。


特に日本は電磁波への規制も緩い国になります。
海外では厳しい規制がある国が多いです。

○イギリス 
16歳未満の携帯電話の使用を控える勧告。 
高圧送電線から60メートルは住宅や施設の建設の禁止、新たな高圧送電線の建設を禁止。

○ロシア
16歳未満、妊婦、神経疾患を患っている人への携帯電話の使用を控える勧告。
携帯電話の通話は最長3分まで、通話の間隔は最低15分以上あけることを推奨。

○フランス
6歳未満の子供向け携帯電話の販売・配布を禁止。
12歳以下の児童がいる施設ではWi-Fiルーターをオフにすることを推奨。
14歳までは携帯電話を持たせない、妊婦は携帯電話を腹部に近づけない勧告。
電話の時は頭に近づけない(ハンズフリー)を推奨。

iPhoneの生みの親、スティーブ・ジョブズは子供にiPhoneやiPadなどのデバイスを自由に使わせませんでした。

海外と比べると日本は電磁波対策において後進国と言っていいでしょう。

当院では整体で生体電流を整え、電磁波への正しい知識、対策、向き合い方をお伝えしております。

体の歪み

上述したとおり電磁波の影響を受けることで生体電流に乱れを生じ、体の歪み、体液循環の不良、脳機能への影響が起こります。

起立性調整障害の方は皆さん背骨の頂点にある第一頚椎の歪み、頭蓋骨の歪み、骨盤の歪み、呼吸の浅さ、内蔵の固さ、冷えなどが見受けられます。

施術は主に
体の歪みを取る
脳波の乱れを正す
内臓を温かく、柔らかくする
神経伝達の改善
生体電流の流れを改善
呼吸を深くする
自宅でできるかんたんで効果的なセルフケア
メンタルのケア

などを行っていきます。

全身を見る全身調律整体を施すことで改善していきます

 

新型栄養不足

現代の日本において栄養失調で死亡することは基本的にはありません。そのため「先進国では栄養失調はありえない」という考え方を育ててしまいました。現代医学は栄養の大切さを疎かにしてしまっています。

現代の栄養失調は「量」の問題ではなく「質」の問題になります。すなわち5大栄養素のうち炭水化物(糖質)だけが過剰摂取、その他の栄養素が不足状態ということです。これを新型(質的)栄養不足と言います。

たとえば日本人の女性は鉄不足の方が非常に多くいます。海外では小麦などに鉄を添加するなどして、しっかりと鉄不足対策をしています。日本はなんの対策もしていません。

特に成長期の栄養はとても重要になります。
起立性調節障害の方は往々にしてやせ型、低栄養の方が多い傾向にあります。

新型(質的)栄養不足とココロの関係

新型栄養不足の状態が続けば様々な不調が現れます。
そのなかでも精神的な不調がでてくることがあります。

病院に行っても原因がわからず精神科を紹介され不適切な薬を出されることもあります。原因である新型栄養不足を解決しなければなりません。


上の図のように人間は様々な栄養素を元に複雑な化学反応(代謝)を行い、ココロのバランスも整えています。1つでも栄養素を不足していたら正常な代謝が行えません。しっかり栄養を補いココロ、自律神経を整えることが大切です。

エネルギー不足(ミトコンドリア機能の低下)

起立性調整障害の方はエネルギー不足を起こしています。

エネルギーとはATP(アデノシン三リン酸)と言って、心臓が動く、食べ物を消化する、呼吸する、まばたきする、頭で考えるなどすべての生命活動の源をATPによって活動しています。ATPの95%はミトコンドリアという細胞小器官で作られます。

朝起きれない、疲れやすいのはエネルギーがうまく生産できていないからです。

ATPを生産する仕組みを理解すればエネルギーを作れる身体になることができます。

ATPを生産する仕組み分子栄養学、オーソモレキュラーについて

ATPを作る工場は二つあります。上の図の左の小さな円と右の大きな円です。

ビタミンやミネラルが足りてない人は左の小さな円でしかエネルギーが作られません。ATPが少量(2コ)しか生産されないので常に甘いものを食べたくなる、エネルギー不足だからカフェインに頼りたくなるという負のスパイラルに陥ってしまいます。

右の大きな円がしっかり働けばATPが36コ(18倍)つくられます。右の大きな円の正体はミトコンドリアです。このミトコンドリアを活性化させるためにはビタミンB群、マグネシウム、鉄、そしてミトコンドリアのもととなるタンパク質が必須になります。

このように正しく必要な栄養素を摂っていなければエネルギー不足になり身体の不調に繋がります。

当院では血液検査を参考にした分子栄養学をもとに栄養療法も行っていきます。

 

起立性調節障害の方の多くが胃腸の不調も併発していることが多いです。

腸は1000種、100兆個もの腸内細菌があり、幸せホルモンのセロトニンが9割、免疫細胞は7割生産されます。

さらに腸と脳は影響し合っています。
不安な事を考えているとお腹がキュッと動いたことはありませんか?
腸と脳は迷走神経で繋がっていて直結で反応し合います。

これを「脳腸相関」といいます。

ストレスで脳の状態が悪ければ、腸も悪くなり、
腸に炎症、カンジダ菌、悪玉菌が多ければ脳も不調になります。

腸内環境が悪いと起立性調節障害以外にも様々な不調が現れます。
便秘、下痢、冷え性、むくみ、不眠、無気力、うつ、イライラ、腰痛、生理痛、PMS、アレルギー、アトピー、頭痛、糖尿病などすべての不調に腸が関わってきます。

当院では根本的に腸を元気にして、起立性調節障害の改善を早めていきます。

 

炎症

炎症とは体のケガや菌の侵入などの「ダメージ」を受けたときに、それを治そうとして起こす反応のことです。

かんたんに言うと、「体の防御反応」
体が自分を守ろうとしている状態です。

体のどこかで炎症が起こっているということは、その部位がなんらかの不具合があり、修復するために炎症が起こる。
一時的であれば良いですが、慢性的に不具合があった場合に「慢性炎症」という状態になります。

慢性炎症が起こってる人は、常に炎症を起こすためにエネルギーを消費しているため、症状の改善の妨げになります。
特に「腸」「口腔」「上咽頭」は三代炎症と言われ、慢性炎症が起こりやすい部位になります。

当院ではこれら炎症を取り除く、炎症を繰り返させないことで起立性調整障害の改善の近道になります。

 

マインドの癖

体とマインド(心・精神)は完全にリンクしています。

お母さんのお腹の中にいる時から今現在までに潜在意識や顕在意識が積み重なりマインド・性格が形成されます。

体調を崩しやすい人のマインドには共通点が多いです。

これらのマインドが凝り固まっていると、たとえ起立性調節障害が良くなったとしても、またいつか体調不良を引き起こします。

当院ではこれらの凝り固まったマインドを柔軟にしていくワークを行っていきます。

 

必ず春がくる

起立性調節障害はとても辛く、ご本人だけだなく親御さん共々、不安や焦りを感じ辛い日々を過ごしていると思います。

でも必ず大丈夫です。

もちろん起立性調節障害は1回2回の治療では良くなりません。しかし体の仕組みを理解し、しっかりと治療をしていけば必ず元気に暮らせることができます。

三寒四温という言葉があります。

冬から春を迎えるまでは三日間は寒い日が続き、次の四日間は暖かくなる、これが繰り返されること。

起立性調節障害の改善も一緒です。

良くなったり、また少し悪くなってしまったりを繰り返しながら前進し、必ず改善へ向かいます。

体調不良の原因がわからず、どうしたら良いかわからない人はまず、私、齊藤にご相談ください!

船橋市の整体院、分子栄養学のカウンセリング

 

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