潰瘍性大腸炎の改善について
潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)とは

潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)とは、大腸(特に直腸から結腸)に慢性的な炎症や潰瘍(ただれ)ができる病気です。
「指定難病」認定され、日本では、厚生労働省が定める「難病法」に基づく指定難病のひとつです。
日本では30〜35万人ほどと考えられています。
1000人に2〜3人ほどの割合でみられる病気です。
20~40代に多く、男女比率は1:1ですが、わずかに男性のほうが多いと言われます。
1970年代までは非常にまれでしたが、
現在は欧米型の食生活や腸内環境の変化などにより患者が増えています。

潰瘍性大腸炎の主な症状
○下痢
○血便
○腹痛
○腹部の張り
○発熱
○体重減少
○貧血(血便による鉄不足)
○倦怠感
○関節痛
○皮膚炎
なかでも、いつくるかわからない腹痛と下痢は仕事、学業、日常生活に強く影響するので、とても辛い症状になります。
潰瘍性大腸炎の原因とは
一般的には難病なので医学的にはっきりした原因はまだ分かっていませんが、いくつかの要因が関係していると考えられています。
○免疫の異常反応
腸の粘膜を自分の免疫が誤って攻撃してしまう(自己免疫反応)。
○遺伝的要因
家族に患者がいると発症しやすい。
○環境要因
食生活の欧米化、ストレス、腸内細菌のバランスの乱れなど。
などと言われています。
しかしこれだけではいまいち納得できません。
潰瘍性大腸炎の本当の原因とは
当院では潰瘍性大腸炎の原因は次のように考えています。
〇遺伝的要因(メチレーション)
〇身体の歪み、自律神経の乱れ
〇新型栄養不足
〇脳腸相関
〇炎症
〇マインドの癖
ひとつひとつ解説いたします。
遺伝的要因(メチレーション)
潰瘍性大腸炎の患者様のご家族(特に親や兄弟)に同じ病気の人がいる割合は、一般の人より約10〜20倍高いとされています。
しかし人のDNAの情報、遺伝的影響は親、祖父母に限らず、なん代も遡っても記憶していると言われています。
潰瘍性大腸炎とメチレーションの関係
メチレーションとは「体のあらゆるスイッチを動かす化学反応」
具体的には、メチル基(–CH₃)という小さな分子を、DNAやタンパク質などに「くっつける」反応をいいます
主な働き
○遺伝子のON/OFF
○脳の働き
○免疫と炎症
○解毒やエネルギー生産
特に遺伝子のON/OFFの役割が重要です。
すなわち潰瘍性大腸炎の遺伝のON/OFFを制御しています。

炎症を鎮める遺伝子がOFF/炎症を促す遺伝子がON
になりやすくなるため、遺伝的に潰瘍性大腸炎になると考えています。
メチレーションにおいて遺伝子のON/OFFを制御するには栄養がとても重要になります。

健康な人でバランスの良い食事をとっている場合は食事だけで十分です。
しかし、以下のような人はサプリで補うことがメチレーションを正しく動かすために重要です。
○胃腸の吸収障害がある人(下痢、便秘、胃酸不足、SIBO、リーキーガットなど)
○精神的ストレスが多い、薬を常用している(ピル、抗うつ薬など)
○妊娠中・授乳中、成長期、高齢者
当院では遺伝的要因(メチレーション)にアプローチする血液検査を参考にした分子栄養学/遺伝子栄養学を行い改善を目指していきます。
体の歪みと自律神経の乱れ
身体はとても正直者です。
潰瘍性大腸炎の患者様は必ず、身体の歪み、体液循環の不良、脳機能への影響、自律神経の乱れを起こしています。
具体的に言えば第一頚椎の歪み、頭蓋骨の歪み、骨盤の歪み、呼吸の浅さ、内蔵の固さ、冷えなどが見受けられます。
特に自律神経が乱れは背骨の頂点にある第一頚椎の歪みが顕著に表れています。
この状態では自律神経が乱れて交感神経が優位(うまくリラックスできない状態)になっています。
交感神経が優位になると腸の蠕動や消化吸収能力が低下していきます。
施術は主に
体の歪みを取る
脳波の乱れを正す
内臓を温かく、柔らかくする
神経伝達の改善
生体電流の流れを改善
呼吸を深くする
自宅でできるかんたんで効果的なセルフケア
メンタルのケア
などを行っていきます。
全身を見る全身調律整体を施すことで、身体の歪みがとれて内蔵が緩み、はじめてリラックスできる状態になります。

新型栄養不足
現代の日本において栄養失調で死亡することは基本的にはありません。そのため「先進国では栄養失調はありえない」という考え方を育ててしまいました。現代医学は栄養の大切さを疎かにしてしまっています。
現代の栄養失調は「量」の問題ではなく「質」の問題になります。すなわち5大栄養素のうち炭水化物(糖質)だけが過剰摂取、その他の栄養素が不足状態ということです。これを新型(質的)栄養不足と言います。
たとえば日本人の女性は鉄不足の方が非常に多くいます。海外では小麦などに鉄を添加するなどして、しっかりと鉄不足対策をしています。日本はなんの対策もしていません。
特に潰瘍性大腸炎の方は同じように食事していても栄養をうまく消化吸収していません。
往々にしてやせ型、低栄養の方が多い傾向にあります。
新型(質的)栄養不足とココロの関係
新型栄養不足の状態が続けば様々な不調が現れます。
そのなかでも精神的な不調がでてくることがあります。
病院に行っても原因がわからず精神科を紹介され不適切な薬を出されることもあります。原因である新型栄養不足を解決しなければなりません。

上の図のように人間は様々な栄養素を元に複雑な化学反応(代謝)を行い、ココロのバランスも整えています。1つでも栄養素を不足していたら正常な代謝が行えません。しっかり栄養を補いココロ、自律神経を整えることが大切です。
エネルギー不足(ミトコンドリア機能の低下)
潰瘍性大腸炎の方はエネルギー不足を起こしています。
エネルギーとはATP(アデノシン三リン酸)と言って、心臓が動く、食べ物を消化する、呼吸する、まばたきする、頭で考えるなどすべての生命活動の源をATPによって活動しています。ATPの95%はミトコンドリアという細胞小器官で作られます。
潰瘍性大腸炎の患者様が消化吸収能力が低い、腸の蠕動運動の低下はエネルギーがうまく生産できていないからです。
ATPを生産する仕組みを理解すればエネルギーを作れる身体になることができます。
ATPを生産する仕組み
ATPを作る工場は二つあります。上の図の左の小さな円と右の大きな円です。
ビタミンやミネラルが足りてない人は左の小さな円でしかエネルギーが作られません。ATPが少量(2コ)しか生産されないので常に甘いものを食べたくなる、エネルギー不足だからカフェインに頼りたくなるという負のスパイラルに陥ってしまいます。
右の大きな円がしっかり働けばATPが36コ(18倍)つくられます。右の大きな円の正体はミトコンドリアです。このミトコンドリアを活性化させるためにはビタミンB群、マグネシウム、鉄、そしてミトコンドリアのもととなるタンパク質が必須になります。
このように正しく必要な栄養素を摂っていなければエネルギー不足になり身体の不調に繋がります。
当院では血液検査を参考にした分子栄養学をもとに栄養療法も行っていきます。
脳腸相関
潰瘍性大腸炎の患者様の多くが胃腸の不調とともにメンタルの不調を併発していることが多いです。
腸は1000種、100兆個もの腸内細菌があり、幸せホルモンのセロトニンが9割、免疫細胞は7割生産されます。
さらに腸と脳は影響し合っています。
不安な事を考えているとお腹がキュッと動いたことはありませんか?
腸と脳は迷走神経で繋がっていて直結で反応し合います。
これを「脳腸相関」といいます。
ストレスで脳の状態が悪ければ、腸も悪くなり、
腸に炎症、カンジダ菌、悪玉菌、寄生虫が多ければ脳も不調になります。
腸内環境が悪いと潰瘍性大腸炎以外にも様々な不調が現れます。
便秘、下痢、冷え性、むくみ、不眠、無気力、うつ、イライラ、腰痛、生理痛、PMS、アレルギー、アトピー、頭痛、糖尿病などすべての不調に腸が関わってきます。
当院では脳波をに変化を与え、脳がリラックス(a波θ波)になる整体法や分子栄養学を用いて根本的に腸を元気にして、潰瘍性大腸炎の改善を早めていきます。

炎症
潰瘍性大腸炎は腸に炎症が起こる病気です。
炎症とは体のケガや菌の侵入などの「ダメージ」を受けたときに、それを治そうとして起こす反応のことです。
かんたんに言うと、「体の防御反応」
体が自分を守ろうとしている状態です。
体のどこかで炎症が起こっているということは、その部位がなんらかの不具合があり、修復するために炎症が起こる。
一時的であれば良いですが、慢性的に不具合があった場合に「慢性炎症」という状態になります。
慢性炎症が起こってる人は、常に炎症を起こすためにエネルギーを消費しているため、症状の改善の妨げになります。
特に「腸」「口腔」「上咽頭」は三代炎症と言われ、慢性炎症が起こりやすい部位になります。
当院では腸の炎症以外の炎症も取り除き、炎症を繰り返させないことで潰瘍性大腸炎の改善の近道になります。

マインドの癖
体とマインド(心・精神)は完全にリンクしています。
お母さんのお腹の中にいる時から今現在までに潜在意識や顕在意識が積み重なりマインド・性格が形成されます。
体調を崩しやすい人のマインドには共通点が多いです。

これらのマインドが凝り固まっていると、たとえ潰瘍性大腸炎が良くなったとしても、またいつか体調不良を引き起こします。
当院ではこれらの凝り固まったマインドを柔軟にしていくワークを行っていきます。
潰瘍性大腸炎を根本から改善
当院ではこれらの潰瘍性大腸炎の原因である「遺伝的要因(メチレーション)」「身体の歪み、自律神経の乱れ」「新型栄養不足」「脳腸相関」「炎症」「マインドの癖」にアプローチし、根本的な改善を目指していきます。


必ず春がくる
潰瘍性大腸炎はとても辛く、仕事や学業、楽しみである趣味や食事にまで支障がでてしまいます。
でも必ず大丈夫です。
もちろん潰瘍性大腸炎は1回2回の治療では良くなりません。しかし体の仕組みを理解し、しっかりと治療をしていけば必ず元気に暮らせることができます。
三寒四温という言葉があります。
冬から春を迎えるまでは三日間は寒い日が続き、次の四日間は暖かくなる、これが繰り返されること。
潰瘍性大腸炎の改善も一緒です。
良くなったり、また少し悪くなってしまったりを繰り返しながら前進し、必ず改善へ向かいます。
潰瘍性大腸炎の原因がわからず、どうしたら良いかわからない人はまず、私、齊藤にご相談ください!

患者様の声
入院や服薬治療でも治らなかった潰瘍性大腸炎が改善しました。

腸の不調があり、腹痛で入院や服薬治療をしていましたが、なかなか体調が改善しなかった時に整体院ヨハンさんに出会い、通うようになりました。
先生と一対一でお話する中で、自分の生活習慣や食生活について改めて考えることができました。
先生は血液検査の結果を分析して下さり、一人一人に合った食生活や施術を考えて下さいます。
決して強制することはなく、無理のないように改善の方向を示して下さいます。
整体の後は体質改善への正しい知識を教えて下さり、世間には間違った情報が溢れていることに気付かされます。厳しい減量などを言われたことはありません。
整体院ヨハンさんに通う前は、腹痛が続き仕事や日常生活にも支障があり、外出することも厳しかったのが、現在は宿泊を伴う仕事にも何の不安もなく勤務することができるようになりました。
体調が改善されると気持ちも前向きになり、毎日を楽しく過ごすことができるようになりました。
今後も体質改善に向けて先生と頑張っていきたいと思っています。
鎌ヶ谷市にお住まいのI様(女性/40代)
※施術効果には個人差があります。
ネガティヴな考え方だったのがポジティブな考え方に変わり病気になって逆に自分にとって良かったとまで思えてます。

潰瘍性大腸炎の治療でお世話になってます。
潰瘍性大腸炎になってから、ネガティブな日々を過ごしていましたが、私の症状に合わせて食事や治療をしてもらい日常や症状が出た時の対処法を教えていただけます。
今では腹痛や下痢がなくなりネガティヴな考え方だったのがポジティブな考え方に変わり病気になって逆に自分にとって良かったとまで思えてます。
潰瘍性大腸炎は現代の医学では治らないと言われてますが必ず対処法はあります。
八千代市にお住いのZ様(男性/40代)
※施術効果には個人差があります。
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